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病気から学ぶ「はかる編 その2」

更新:2008/6/2

管理栄養士・栄養コーディネーター 國枝 加誉

はやいものでもう6月ですね!日に日に暑さが増してきており、やがて梅雨にも突入します。
この頃から私が個人的に苦労するのは、寒すぎる冷房……、真夏でも長袖必須です。

さて、今回は以前に書いていた「病気から学ぶ はかる編」の続編です。
糖尿病のコントロールを良好に保つ、その秘訣は数あれど、一番大切なのは「はかる!」こと。
前回はそのうち、「測る」として血糖自己測定器についてお話しました。
今日お伝えしたい「はかる」は、食べ物を「量る」大切さについてです。

私自身が糖尿病と診断され、以来、食事療法に取り組んでもう15年。
エネルギーを調節しながら、食品交換表を活用してバランスよく食べる、という基礎を学び、
15年経った今では、食事のバランスのとり方は、私の体にすっかりしみこんでおります。

当初は、エネルギーや分量など、食べ物に関するデータが載っている本をくまなく読みました。

写真は私がいまだに愛用している書籍2種類、どちらも食材写真がわかりやすく重宝しています。
「やせたい人の80kcal食材事典」  成美堂出版
「糖尿病のダイエット―簡単80kcalカウントブック」  女子栄養大学出版部

勉強というよりも、知ることがとても楽しく、面白く感じられたのが正直な感想でしたね。
そして、ひたすら秤で食材や料理を計量し、見た目と実際の分量の違いに驚いていました。
しかし、いつでも秤が手元にある訳ではないので、私が活用していたのは「手ばかり」です。
これは自分の手の大きさと食べ物を比べ、目分量を大体覚えておくという方法です。
もちろん正確ではないかもしれませんが、「どれくらいまで食べて良いか」を把握するにはもってこい。
特に、肉や魚を食べる際、生の時と火を通した時、どれくらい差があるかがよくわかりました。

最初にきちきちっと量っておくことで基礎を身に付け、あとは手ばかりで日常に応用する。
そして、また時々はきちきちっと量って確認してみる、この積み重ねが大切です。

「そんなの面倒だなぁ」と思われる方も多いかもしれません。
でも、長い人生のうち、量るのはほんの10分や15分でできます。
平日が忙しいようなら、週末のほんの少しの時間を使ってみてはいかがでしょうか?
毎週末の「はかる」を1ヶ月続けるだけで、食事の摂り方がかわってくるはずですよ。

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