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更新:2008/4/11
管理栄養士・栄養コーディネーター 國枝加誉

久々の更新となってしまいました、皆様申し訳ございません!
いよいよ4月、特定健診・保健指導が始まりました。私の勤める会社にも、今年に入って社会保険事務局から届いた「医療費のお知らせ」の表紙に、「特定健診・保健指導の実施について」という案内(写真)が記載されていましたが、実際の現場にいる管理栄養士の友人によると、本格化するのはまだ少し先とのことです。
ニュースなどでは、特定健診という言葉よりも、「メタボ健診」が通称として広がっているようです。
メタボの診断基準である、腹囲の数値が厳しすぎるのでは?、メタボだということで偏見につながるのでは?、など、賛否両論飛び交っているのも事実。特定健診・保健指導の本来の意義や、方法が浸透していくにはかなり時間が必要になると思いますが、ひとりでも多くの人が健康に近づくことを願うばかりです。
また、新年度ということで、気持ちを新たに自分の中での「公約」を立てられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?ぜひ、野菜を多く食べる、食事の時間はゆったり取る、なるべく階段を使う、などなど……、健康に関する「公約」もひとつは入れてみてくださいね。
さて、まさしく職業病かもしれませんが、私が食べ物や献立を見ると「栄養素」に見えてくることもしばしば。何が足りていないか、何が多くなっているかを考えながら食べているので、栄養バランスを整えることができます。
でも、栄養素の名前やはたらきを知っていなくても、栄養バランスを整えるのに役立つ考え方、それは「手」です。
メインのおかずの材料になる肉類、魚介類、卵、大豆製品は、体のもとになる「たんぱく質」の供給源で、ついついこれらを多く摂ってしまい、反対に野菜不足になる方も多いと思います。
みなさんの性別や体格によっても、必要なたんぱく質の量は異なりますが、あまり多く摂りすぎると
たんぱく質だけでなく脂質も摂ってしまいます。肉類に含まれる「飽和脂肪酸」は、多く摂りすぎるとコレステロールを増やしてしまうので、特に注意が必要です。
そこで、肉類などを「片手分」食べるとしたら、野菜は必ず「両手分」食べる、これを意識してみてください。もちろん、これを守ったらいくらでもたんぱく源を食べてよい、という訳ではありませんが、野菜をしっかり食べることで自然とたんぱく源の摂りすぎを防ぐことにつながります。
一食の中でバランスを摂るのが難しければ、一日の範囲で調節しましょう。夜に飲み会があって野菜が摂りづらい場合には、朝食や昼食でなるべく野菜を摂っておくなど、工夫することができます。一日が無理なら三日、さらに一週間、というように、まずは無理のない範囲で栄養バランスを平均してよくするようにしてみましょう。
春は何かを始めたくなるワクワクする時期。楽しみながら健康づくりに取り組みましょう!
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