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更新:2009/1/29
管理栄養士・健康ライター 志水あい
こんにちは。もうすでに1月が過ぎようとしていますが、あけましておめでとうございます。
みなさんにとって、今年はどのような一年になりそうですか?
私は、ちょうど20代から30代にうつる節目の年になるので、今までチャレンジしなかったことに触れて、一歩前進できる年にしたいと思っています。
そこで立てた今年の目標は、「農業を学ぶ」です。

栄養学が今ほど知られていない時代でも、人間は食事をして生活していました。生きるために必要な食べ物を確保するために、いろいろな工夫がされてきた農業。そこには、自然と体に必要なものを得る知恵や習慣があります。
旬の食品を味わうのも、そのひとつです。今から春に向けておいしくなるのは、β−カロテンやビタミンCなどの抗酸化栄養素が豊富な葉っぱの野菜。これらは風邪予防に効果のある栄養素で、春になって降り注ぐ紫外線の量が増えると、もっと必要量が増えます。私たちは知らず知らずのうちに、健康を維持するために必要な栄養素を摂取してきたのです。
よく「栄養学はややこしい」「栄養素は理解しにくい」と言われます。
このように感じられるのは栄養素が見たり触れたりしにくいものだからかもしれません。しかし、もっと身近にあるものを通してなら、もっと理解しやすくなるのではないでしょうか。

例えば、好き嫌いが多い子どもに、「栄養素をバランスよく摂るために、好き嫌いをなくしましょう」と言っても、なかなか好き嫌いは改善しません。でも、学校の授業などで野菜を栽培したり食品が加工される過程に触れると、『食』に対する関心が高まって好き嫌いがなくなったという話を聞きます。
このように、栄養学には興味がなくても、実際に触れて楽しめる何かがあると、そこから食生活が改善されることはよくあります。私が農業に興味を持ったのは、『食』の楽しみ方をもっとたくさん知り、豊かな食生活を送る方法を探りたいと思ったからです。
種まきから収穫まで「育てる」楽しみ。
料理を「つくる」楽しみ。
おいしいものを「味わう」楽しみ。
栄養素や食品などの特徴を「知る」楽しみ。
さまざまな食文化に「交わる」楽しみ。
食事を通して人と「出会う」楽しみ。
『食』にはさまざまな楽しみ方があります。
きっとここに挙げたほかにも、いろいろな楽しみ方があると思います。
「メタボを改善したいけれど、食生活を変えるのは難しい」という方は、まずご自身が楽しいと感じる方法を探してみてください。『食』を楽しむのは、健康的な食生活への第一歩です。
最後になりましたが、「え〜よね!栄養士」での私のコラムは、今回が最終回です。
これまでご覧いただき、本当にありがとうございました。
今後も、栄養士として、ライターとして、たくさんの方々に『食』を楽しんでいただくための一歩を踏み出すお手伝いをしていきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
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